河川許認可業務とは、道路許認可業務の河川版です。

　
基本的には道路と同じで「河川を横断する橋や電線、河川敷を占拠するグランドやゴルフ場などについて、その申請を受付けたり確認を行ったりする業務」です。道路と少し違うのは、河川法では民間の土地であっても「河川保全区域」というものがあり、この区域では勝手に家を建てたりすることができません。河川の許認可は、河川境界の外の民有地も対象になります。（画像参照）

道路許認可業務が「道路法」に基づくのに対し、河川許認可業務は「河川法」に基づいて行われます。申請図面を受理する上で、どうしても技術的な解読が必要なため、どちらの業務も２級土木施工管理技士を必要としますが、技術職というよりは、法務職に近いかも知れません。

テキスト