発注者支援業務は、ほとんどの業務が土木分野で就業には原則､国家資格が必要です。

１級土木施工管理技士を持っていれば、たいていの業務に就くことが可能ですが、技術審査・積算・道路許認可など、どちらかというと事務系に分類されるような業務や、公物管理などそんなに高度な技術を必要としない業務などは２級土木施工管理技士でもＯＫです。　

ただ最近は、業界の人手不足を背景に無資格者でも可とする業務が各官公庁の間でも増えてきました。建設業界の就業者数を増やすために、国土交通省が施工管理技士の受験条件が高校生まで大幅に緩和したように、今後は発注者支援業務でも就業条件の緩和が予想されます。